
成人式や結婚式などの特別な日に、プリザーブドフラワーの髪飾りを自分で作れたら素敵だと思いませんか?
でも「壊れやすそう」「難しそう」と感じて、なかなか一歩が踏み出せない人も多いのが実情です。
実は、基本の手順さえ押さえれば、初心者でも驚くほど美しく仕上げることができます。さらに、市販品より自分好みの色合わせができ、コストも抑えられるというメリットもあります。
私はプリザーブドフラワーを扱う中で、細かいコツを押さえるだけで髪飾りの仕上がりが劇的に変わることを何度も実感してきました。本記事では、その中でも初心者の方が確実に成功しやすいポイントだけを厳選して紹介します。
この記事を読めば、必要な材料から作り方の手順、デザインのコツ、長く使うための保存方法まで、すべてが一つにつながるように理解できます。特別な日の髪飾りを自分の手で作る喜びを、あなたにも体験してほしいと思います。
目次
プリザーブドフラワー髪飾りの基本と魅力
プリザーブドフラワーとは?初心者でも扱いやすい理由
プリザーブドフラワーは、生花を特殊な液体で加工して作られた素材で、見た目は生花とほとんど変わりません。触れたときの柔らかさも残っていて、アートフラワーのような人工的な質感とは違い、ナチュラルな雰囲気を楽しめるのが特徴です。加工によって長持ちするため、保管の状態が良ければ半年から一年以上、美しい色合いを保ち続けてくれます。髪飾りを作るときにも、この「長く保てる性質」がとても役に立ちます。
初心者が扱いやすい最大の理由は「軽くて固定しやすい」点です。生花だと水分が多く、ワイヤーでの固定やデザインの維持が難しくなりがちですが、プリザーブドフラワーは軽いため、髪に負担をかけずに装着できます。また、花びらが薄いので扱いにくいというイメージを持つ人もいますが、基本の触れ方さえ覚えれば、むしろ形が整えやすく、細かい調整も可能です。
さらに、プリザーブドフラワーは色の種類が豊富で、自分の好みやテーマカラーに合わせた髪飾りを作りやすい点も魅力です。お店によっては、普段では見ないようなニュアンスカラーが揃っており、成人式や結婚式など特別なシーンにぴったりの上品な色味を選ぶことができます。作り手にとって自由度が高いため、オリジナルの髪飾りを作りたい人にとても向いている素材といえます。
髪飾りに向いている花材の選び方
髪飾りづくりでは、花材選びが作品の印象を大きく左右します。プリザーブドフラワーの中でも、特に初心者におすすめなのは「バラ」「アジサイ」「カスミソウ」の3種類です。これらはサイズや柔らかさが扱いやすく、ワイヤリング作業との相性がとても良い素材だからです。
バラは髪飾りの中心となるメイン花材にぴったりで、存在感がありながら、仕上がりを華やかにしてくれます。アジサイはボリュームを出すために欠かせない素材で、隙間を埋めたり色に厚みを出したりする役割を持っています。カスミソウは動きをつけるパーツとして便利で、軽く添えるだけで全体がふんわりとした印象になります。
花材を選ぶときは、色だけでなくサイズにも注意が必要です。髪飾りは顔まわりに配置されるため、大きすぎる花材を選ぶとバランスが崩れてしまいます。反対に、小さすぎる花材ばかりではボリュームが足りず、寂しい印象になることもあります。理想は大小をバランスよく組み合わせ、小花材をアクセントとして配置することです。
また、プリザーブドフラワーは花びらが繊細なため、仕入れの段階で「無理に触れなくても傷がない状態のもの」を選ぶことも大切です。特に初心者の場合、加工の段階で傷があっても気づきにくいので、購入前にざっと状態を確認するだけで作品の完成度が変わってきます。
成人式・結婚式・和装など用途別の特徴
プリザーブドフラワーの髪飾りは、用途によって求められるデザインが変わります。成人式では華やかさが重視され、大ぶりの花材をバランスよくまとめたスタイルが好まれます。鮮やかな色の組み合わせが映えるため、赤やピンク、金などの濃い色を使うと存在感がぐっと高まります。
結婚式のヘアアレンジでは、白やベージュ、くすみカラーなど優しい色合いが人気です。ブライダルシーンでは、写真に残ることを意識して「清潔感」「上品さ」「やわらかさ」が求められるため、色の組み合わせは控えめにまとめるのがポイントです。プリザーブドフラワーは光を柔らかく反射するため、写真撮影との相性もとても良い素材です。
和装に合わせる場合は、落ち着いた色合いや日本の伝統色と相性が良い素材が選ばれます。赤、白、深緑、紫など、振袖や袴の色に合わせて統一感を出すことで、印象にまとまりが生まれます。和装は髪型がしっかりとまとめられることが多いため、プリザーブドフラワーの軽さを生かして、後頭部やサイドにバランスよく配置できます。
用途によってデザインの方向性が変わるため、どんなシーンで着用する髪飾りなのかを最初に決めてから材料をそろえると、まとまりのある作品に仕上がります。
髪飾り制作の魅力(簡単な補足程度の経験談)
プリザーブドフラワーで髪飾りを作る魅力は、「自分の好みをそのまま形にできる」点にあります。市販の髪飾りはデザインが決まっていて、花の配置や色合いを自由に変えることはできません。しかし、自分で作れば、理想通りのバランスや色の組み合わせを再現できます。
私自身、初めて髪飾りを作ったとき、アジサイの色味を少し変えるだけで全体の雰囲気がガラッと変わることに驚いたことがあります。特に、淡い色のアジサイを混ぜた瞬間に柔らかさが加わり、髪型との相性が一気に良くなりました。こうした小さな発見が積み重なって、作品づくりが楽しくなるのも、プリザーブドフラワーならではの魅力です。
また、手作りした髪飾りは思い出に残りやすく、イベント後も箱に入れて保存しておけば、飾りとして長く楽しむことができます。自分で作ったものだからこそ感じられる愛着は、既製品とはまた違った価値があります。
まとめ
プリザーブドフラワーは扱いやすく、長持ちし、色合いも豊富なため、髪飾り作りに最適な素材です。花材選びや用途の違いを意識することで、初心者でもバランスの良い髪飾りが作れるようになります。自分の好みに合わせて自由にアレンジできる点も大きな魅力で、特別な日の思い出をより深いものにしてくれるでしょう。
必要な材料と道具リスト【初心者向け】

最低限そろえるべき基本セット
プリザーブドフラワーの髪飾りづくりは、一見難しそうに感じますが、実は必要な道具は非常に少なく、初めての人でも始めやすいのが魅力です。まずは「これだけあれば作れる」という基本セットから見ていきます。
髪飾りを作るうえで中心となるのは、もちろん プリザーブドフラワーそのもの です。メインになる大きめの花、全体の量を支える花、細かな動きを出す花。この三つがそろっているとバランスの良い仕上がりになりやすく、初心者にとっても扱いやすい組み合わせです。例としては、バラ・アジサイ・カスミソウが定番で、多くの人が最初に選ぶ花材です。
花材が決まったら、次は固定するための フローラルワイヤー が必須になります。22〜26番の範囲が扱いやすく、特に26番は初心者からの支持が高い太さです。強度が保てるうえ、花を傷つけにくいため安心して使えます。
さらに、ワイヤーの表面を覆って固定力を高める フローラルテープ も重要です。緑色が一般的ですが、髪飾りの場合は白や茶色を選ぶと、花材の根元が自然に見えます。仕上がりの印象を左右する部分なので、使う花材に合わせて色を変えると良いでしょう。
そのほか、花材を切るためのハサミ、ワイヤーを切るためのワイヤーカッター、そして最後に髪に取りつけるための Uピン・コーム・クリップなどの台座 を準備します。
特にUピンは自由度が高く、パーツごとに角度を調整しやすいので、初めての髪飾りには扱いやすいアイテムです。
あると便利なアイテム
基本セットだけでも髪飾りは作れますが、次に紹介する道具が加わると、作業が驚くほどスムーズになり、ストレスが軽減されます。ただし、どれも必須ではなく「あると快適」な立ち位置なので、必要に応じて追加していくのがおすすめです。
特によく使われるのが ピンセット です。プリザーブドフラワーは軽くて繊細なため、指でつまむと力が入りすぎて花びらがつぶれることがあります。ピンセットを使うと、ごくわずかな力で位置を調整できるので、細かい作業が多い髪飾り制作では大きな助けになります。
また、花材同士をしっかり固定したいときに役立つのが グルーガン。ワイヤーだけでは安定しない部分に少しだけ接着剤を追加することで形が保ちやすくなり、強度も増します。ただしプリザーブドフラワーは熱に弱いため、低温タイプを使うか、量を最小限に抑えることが大切です。
作業環境を整えるアイテムとしては 作業マット が便利です。机の上にマットを敷いておくと、ワイヤーが転がりにくくなり、アジサイの小さな花びらも散らばりにくくなります。特に初心者が作業に慣れるまでは、部品の管理がしやすくなるため重宝します。
さらに、花材を保存する 収納ケース もあると安心です。プリザーブドフラワーは湿気やほこりに弱いので、ケースに入れておくことで品質を保ちやすくなり、次の制作時にも鮮やかな状態で使えます。
材料費を節約する方法
髪飾りづくりを始めるとき、意外と気になるのが材料費です。プリザーブドフラワーは品質の高い素材が多く、単品でそろえるとコストがかかることがあります。しかし、いくつかの工夫を知っておけば、費用を抑えながら十分満足できる作品が作れます。
まずおすすめしたいのが アソートセット(詰め合わせ)の購入 です。単品で購入するより安いことが多く、色のバリエーションも広がるため、髪飾りのデザインを柔軟に考えられます。
また、髪飾りの見た目はメイン花だけではなく「どのように周りをまとめるか」で大きく変わります。そのため メインの花材を1輪だけ使い、周囲をアジサイやカスミソウでボリュームアップする方法 は非常にコスパが良いです。華やかさを保ちつつ、材料の無駄が出にくい組み合わせになります。
さらに、意外と狙い目なのが アウトレット花材。少し色が不揃いだったり、花びらの形がわずかに違っていたりするものが安く売られていますが、髪飾りでは角度を変えて配置するため、見た目の違和感がほとんど出ません。
私自身も軽い色むらのあるアジサイを使ったことがありますが、仕上がりでは自然な陰影としてむしろ立体感が出ました。
このように、材料費は工夫次第で抑えられるため、最初から完璧を求めず、必要な分だけ気軽にそろえるのが賢い方法です。
使いやすかった道具の紹介(控えめな一次情報)
ここでは、実際に使ってみて「初心者でも扱いやすい」と感じた道具を控えめに紹介します。主観が強くなりすぎないよう、ポイントだけ簡潔にまとめています。
- 26番のワイヤー
曲がりやすく、花材を傷つけにくい。初心者でも形を保ちやすいと感じた太さです。 - 白・茶色のフローラルテープ
根元が自然に見え、特に淡い花材を使う場合に仕上がりがきれいになります。 - 細めのピンセット
アジサイなど繊細な花材の微調整に向いており、手でつまむより破損が少なくなります。
道具は必要最低限で問題ありませんが、こうしたアイテムを加えることで作業が落ち着いて進められ、完成度も高まりやすくなります。
まとめ
プリザーブドフラワーの髪飾りづくりに必要な道具は多くなく、初心者でも手軽にそろえることができます。さらに、便利アイテムを取り入れたり、材料の購入方法を工夫したりすることで、作業がスムーズになり、費用を抑えることも可能です。扱いやすい道具や花材を知っておくことで、失敗しにくく、満足度の高い髪飾りが作れるようになります。
プリザーブドフラワー髪飾りの作り方手順【完全ガイド】
デザイン決めのポイント
髪飾りづくりでまず行うべきは「どんな仕上がりにしたいか」を明確にすることです。デザインが決まっていないまま作り始めると、花材の量や配置が合わなくなったり、途中で迷って時間がかかったりします。初心者こそ、最初に方向性を固めておくことで、作業の失敗がぐっと減ります。
デザインを考えるときは、次の三つを意識すると形にしやすくなります。
- カラーの方向性を決める
・同系色でまとめると上品
・反対色を少し足すと華やか
・プリザーブドフラワーは色の濃淡が豊富なので、1〜2色を軸にするとまとまりやすい - 髪型とのバランスを考える
アップスタイルなら大きめの花を左サイドにまとめる形が映えます。
ハーフアップなら、後頭部に沿わせるように配置すると自然です。 - 使うシーンを意識する
成人式=華やか、結婚式=柔らかい色、浴衣=落ち着いた色…というように、場面に合わせると失敗が少なくなります。
デザインを描くとき、紙に簡単なラフを書くだけでも完成形が想像しやすくなり、花材をムダにしなくて済みます。図が苦手でも「大きい花を左、アジサイで囲む」などのメモだけで十分です。
下準備(ワイヤリング・テーピング)
デザインが決まったら、次に行うのが花材の下準備です。この工程は見た目には分かりにくい部分ですが、髪飾りの仕上がりや安定感を大きく左右します。丁寧に行うほど、後で組み立てる作業がスムーズになります。
●ワイヤリングの基本
ワイヤリングとは、花材にワイヤーを刺して「茎」の代わりを作る工程です。
基本の流れは以下の通りです。
- 花の根元にワイヤーを刺す
- ワイヤーを折り曲げて、花と一体化させる
- 花が動かないか軽く確認する
バラのようにしっかりした花はワイヤーを通しやすいですが、アジサイやカスミソウのような小花は、花の束の根元に巻くようにして固定します。
プリザーブドフラワーは繊細なので、強い力を入れず、少しずつ調整するのがコツです。
●テーピングの基本
ワイヤーを巻きつけたら、フローラルテープを使って根元をまとめます。
テープは軽く引っ張ると粘着力が出るため、強く引きすぎないことが大切です。テープを巻く目的は「花材をしっかり固定する」ことと「見た目を整える」こと。根元部分がきれいにまとまっていると、後の組み立てがとても楽になります。
テーピングがうまくいくと、花材の向きが整い、髪に付けたときも花が倒れにくくなります。逆にテープがゆるいと花が回転しやすく、仕上がりが不安定になるため慎重に行いましょう。
組み立て手順を分かりやすく解説
下準備ができたら、いよいよ髪飾りとして形にしていきます。ここが一番楽しい工程で、全体の印象を決める大切な時間でもあります。
組み立ては以下の順番で行うのが理想的です。
① メイン花材を配置する
最も目を引く部分なので、最初に位置を決めます。
左サイドに置くのか、後頭部に置くのかを決めて単体で固定します。
メインを動かすと全体のバランスが崩れるため、この段階でしっかり決めておくのがポイントです。
② ボリューム花材(アジサイ)を重ねる
メインの花の周りにアジサイを重ねるように配置し、つなぎ目を隠します。
アジサイは形が自由に変えられるため、「空いた部分にそっと置く」のではなく「全体の輪郭を整えるように」使うと美しく仕上がります。
③ 動きを出すアクセントを加える
カスミソウや小花を加えると、作品に立体感が生まれます。
アクセントは少しだけ外側に向けて配置すると、華やかさが自然に広がります。
④ 全体の角度・高さを微調整
花材が揃ってくると、わずかな角度の違いで印象が大きく変わります。
上から見たとき、横から見たとき、つける側の「顔の方向」から見たとき…
それぞれの角度で確認してバランスを整えましょう。
この工程で急いでしまうと、花の向きがバラバラになりがちです。
少し離れて全体を見ると、不思議とバランスの悪い箇所が分かりやすくなります。
初心者が失敗しやすいポイントと対策
初めて髪飾りを作ると、多くの人が似たような失敗を経験します。
しかし、事前に注意点を知っておくだけで、完成度は大きく変わります。
代表的な失敗と対策をまとめると次の通りです。
●失敗① 花がすぐ壊れてしまう
プリザーブドフラワーはとても繊細です。
力を入れて持つとすぐに花びらが割れてしまうことがあります。
対策:
- 花は表ではなく「根元」を持つ
- 無理に角度を変えすぎない
- 作業前に深呼吸して、ゆっくり扱うことを意識する
●失敗② アジサイを使いすぎて重く見える
初心者はアジサイを足しすぎて「もこもこ」した印象になりがちです。
対策:
- 必ず「メイン → ボリューム → アクセント」の順で足す
- 全体の輪郭を見て足りないところだけ加える
●失敗③ 完成後に花が回転する
テーピングが緩いと花がくるっと回ってしまうことがあります。
対策:
- テープは引っ張りすぎず「軽く伸ばして巻く」
- 巻いた後に指で少し押さえて定着させる
こうしたポイントを抑えておくだけで、初めてでも作品が安定し、完成度の高い髪飾りを作りやすくなります。
まとめ
髪飾りづくりの手順は「デザイン決め → 下準備 → 組み立て」という流れで進めるとスムーズです。
ワイヤリングやテーピングを丁寧に行えば、初心者でも形が安定した髪飾りを作ることができます。
失敗しやすいポイントをあらかじめ知っておくことで、迷わず作業を進められ、作品の完成度もぐっと高まります。
用途別のデザインアレンジ例
成人式向け|華やかに仕上げるコツ
成人式の髪飾りは、振袖の色や柄に合わせて「華やかさ」をしっかり引き出すことが大切です。プリザーブドフラワーは色が豊富で鮮やかなので、成人式のような晴れの日にぴったりの素材です。
成人式向けにデザインするときは、まず 振袖のメインカラーを基準にする と失敗しません。たとえば赤い振袖なら赤と白を軸にし、金色のアクセントを少しだけ入れると全体が華やかにまとまります。
逆に青や緑の振袖なら、落ち着いた色に小さな白を足すことで、清楚さとボリュームの両方を出すことができます。
華やかさを出すためには、「花の高さ」も意識すると効果的です。花材の高さに差をつけると立体感が生まれ、どの角度から見ても美しく仕上がります。
成人式デザインで意識したいポイント
- メイン花材は大きめのものを1〜2輪
- 色の組み合わせは「主色+白+アクセント色」
- 高さを変えて動きを出す
- アジサイで輪郭を整える
成人式では写真を撮る時間が長いため、顔まわりにボリュームがあると華やかで写真映えします。プリザーブドフラワーの軽さは、長時間つけても疲れにくいため成人式との相性も良いと言えます。
結婚式向け|ナチュラルで上品にまとめる
結婚式の髪飾りは、「清楚」「上品」「柔らかい印象」が求められます。プリザーブドフラワーの自然な風合いはウェディングヘアと相性がよく、どんなドレスにも合わせやすいのが特徴です。
結婚式向けにデザインする場合は、次の3つの色を基準に考えると完成度が上がります。
- 白(清潔感)
- ベージュ・アイボリー(柔らかさ)
- くすみカラー(落ち着いた印象)
白いローズをメインに、周りを淡いアジサイで包むと自然で優しい印象になります。また、カスミソウを軽く加えることで透明感のある仕上がりになります。
プリザーブドフラワーは光を柔らかく反射するため、写真映りもきれいで、花嫁の表情を明るく見せてくれます。
さらに結婚式では、後ろ姿の美しさ も大切です。挙式中は後ろ姿を見られる時間が長いため、後頭部に沿うようなデザインにするとバランスがとれます。
結婚式向けデザインのコツ
- 色は「白系」を中心に
- くすみカラーで落ち着きをプラス
- 小花材を使って柔らかさを出す
- 後頭部のラインと動きを意識する
過度に華やかにしすぎるとドレスと競合してしまうため、引き算のデザインを意識するとバランスがまとまりやすくなります。
浴衣・和装向け|落ち着いた色合いでまとめる
浴衣や和装の場合は、成人式や結婚式とは違い「落ち着いた雰囲気」が求められることが多いです。
特に浴衣は柄が強いことがあるため、髪飾りは控えめにまとめる方が全体の調和がとれます。
浴衣に合わせる場合は、花材の色を3色以内に収めるとスッキリした印象になります。
日本の伝統色と相性の良いプリザーブドフラワーの色としては、
- 白
- 紫
- 紺
- 落ち着いたピンク
などがあります。
また、和装に合わせる髪飾りは、横幅を広げるより 縦のラインを意識する と全体が美しく見えます。動きを縦方向にすると、涼しげな印象も出せるため、浴衣とのバランスも良くなります。
デザインの例としては、
- メインの花を1輪だけ
- アジサイは控えめに
- 程よくカスミソウで動きをつける
という形が、浴衣に合いやすいスタイルです。
シーンごとの色合わせと配置の考え方
どの用途で髪飾りを作る場合でも、「色の組み合わせ」と「配置の方向性」を理解しておくことが大切です。特にプリザーブドフラワーは色の種類が豊富なので、組み合わせを工夫するだけで印象が大きく変わります。
シーンごとにおすすめの考え方をまとめると、次のようになります。
●シーン別・色の選び方
- 成人式:濃色+白+金で華やかに
- 結婚式:白系+ベージュで柔らかく
- 浴衣:落ち着いた和の色でシンプルに
●配置の基本ルール
- 「大→中→小」の順に重ねる
- 高さに差をつけて立体感を出す
- 一方向に動きをつけるとスッキリ見える
- 空白はアジサイで自然に埋める
また、控えめな一次情報として、以前和装向けの髪飾りを作った際、紫と白の2色をメインにしたところ、華やかさと落ち着きのバランスが取りやすく、着物との相性がとても良いと感じた経験があります。
このように、色の組み合わせを少なくすると、和装全体に自然に馴染むことが多いです。
まとめ
プリザーブドフラワーの髪飾りは、使うシーンによって色の選び方や配置が変わります。
成人式なら華やかに、結婚式なら上品に、浴衣なら落ち着いた印象に仕上げるのがポイントです。
基本的なデザインの考え方を押さえておくことで、どんな場面でもバランスの良い髪飾りを作れるようになります。
髪飾りを長持ちさせる保管・メンテナンス方法
色あせを防ぐ保管方法
プリザーブドフラワーの髪飾りは、生花よりも長持ちする加工が施されていますが、保管方法を間違えてしまうと色あせや劣化が早まってしまいます。特に髪飾りは顔まわりにつけることが多く、写真にも残るため、できるだけ美しい状態を保ちたいものです。
長持ちさせるために最も重要なのは 「光」「湿気」「ホコリ」を避けること の3つです。
プリザーブドフラワーは強い光を浴びると色が薄くなりやすく、湿気が多い場所では花びらが透けたり、形が変わったりすることがあります。
●保管環境で守りたいポイント
- 直射日光を避ける(窓際に置かない)
- エアコンの風が直接当たらない棚に置く
- 湿気の多い場所(洗面所・キッチン)を避ける
- 密閉しすぎず、軽く空気が通る箱に入れる
髪飾りは使ったあと、すぐに布で軽くホコリを払ってから箱に入れると状態が保たれます。
さらに、シリカゲル(乾燥剤)を箱に少量入れておく と湿気対策に効果があります。
プリザーブドフラワーは繊細ですが、正しい保管をすれば半年〜1年以上美しいまま飾っておける素材です。特別な日の思い出として残しておくにも、保管方法はとても大切です。
使用時に壊れないための取り扱い方
髪飾りを実際に使うときに最も気をつけたいのが「花が壊れないように扱うこと」です。
プリザーブドフラワーは見た目が生花に近いため、つい自然に触れてしまいがちですが、花びらが薄く、強く押すと割れてしまうことがあります。
髪に着ける前に、次の点を意識しておくと安心です。
●使用時の注意点
- 花の表面は触らず、必ず「根元」を持つ
- 着付けは、髪飾りの位置を決めてから一度で差し込む
- 何度も抜き差しするとワイヤーが緩みやすいため注意
- スプレーなどの整髪剤が直接花にかからないようにする
特に整髪剤は花びらの色がシミになることがあるため、ヘアセットは髪飾りを付ける前に済ませておきましょう。
また、Uピンタイプの髪飾りは複数パーツを組み合わせて使うことが多いため、
メイン → ボリューム花材 → 小花 の順で配置すると安定します。
プリザーブドフラワーは軽いため、髪に負担がかかりにくい点は安心です。
ただし繊細な素材なので、丁寧に扱うことが長持ちのコツです。
イベント後の保存術
成人式・結婚式・浴衣などで髪飾りとして使ったあと、
「このまま飾っておきたい」「思い出として取っておきたい」
と考える人は少なくありません。プリザーブドフラワーの髪飾りは保存状態を整えることで、長期間美しく残すことができます。
使用後はまず、花びらに付いたホコリや細かいゴミを軽く払います。力を入れすぎると花びらが割れてしまうため、柔らかい筆などでなでるように掃除すると安全です。
次に、箱にしまうときのコツがあります。
●保存のポイント
- 花が潰れないよう、高さのある箱に入れる
- 中で動かないように薄い紙を軽く詰める
- 湿気を避けるため乾燥剤を1つ入れる
- 箱を暗くて風通しのよい場所に置く
特に箱の高さは大切で、浅い箱に入れてふたを閉めると花が押されて形が崩れることがあります。髪飾りに使ったプリザーブドフラワーは立体的なものが多いため、少し余裕のある箱を選ぶようにしましょう。
また、思い出として飾りたい場合は、ガラスケースやドーム型のケースを使うと、ホコリや湿気から守りながらインテリアとして楽しめます。ただし、日光が当たりすぎる場所は避けてください。
よくある失敗と改善策(控えめな一次情報)
プリザーブドフラワーを保管する際、よくある失敗がいくつかあります。ここでは控えめに、実際に経験したことをもとに「避けたい保管例」とその改善策を紹介します。
●失敗1:窓際に飾って色が薄くなる
以前、日当たりのよい棚に髪飾りを置いておいたところ、2〜3週間でアジサイの色が薄くなってしまったことがあります。
改善策:直射日光の当たらない棚に移す
光を避けるだけで、色持ちは大きく変わります。
●失敗2:箱の中にぎゅうぎゅうに詰めてしまった
浅い箱に無理やりしまい、花びらが押されて変形してしまったことがあります。
改善策:高さに余裕のある箱を使用する
箱の中で花が触れ合わない空間を確保すると、形が崩れません。
●失敗3:湿気の多い場所に置いてしまう
夏場の洗面所近くに置いていて、花びらの先が透けたような質感になった経験があります。
改善策:乾燥剤を入れ、湿気の少ない部屋で保管する
これらの対策を知っておくことで、髪飾りの美しさを長く保つことができます。
まとめ
プリザーブドフラワーの髪飾りを長持ちさせるためには、
光・湿気・ホコリを避けること と、
使用時に丁寧に扱うこと が最も重要です。
イベント後も正しい方法で保存すれば、美しい状態のまま飾って楽しむことができます。
せっかく作った髪飾りだからこそ、適切な保管とメンテナンスで長く愛用しましょう。
プリザーブドフラワー髪飾りづくりは誰でも始められる
プリザーブドフラワーの髪飾りづくりは、特別な技術がなくても挑戦でき、自分の理想を形にできる魅力的なハンドメイドです。花材の選び方や使う場面を意識し、丁寧にワイヤリングして組み立てれば、初めてでも十分に美しい作品が仕上がります。
重要なのは「場面に合わせたデザイン」と「丁寧な下準備」です。成人式なら華やかに、結婚式なら上品に、浴衣なら落ち着いた色を選ぶことで、全体に統一感が出ます。ワイヤリングやテーピングを丁寧に行えば、髪につけたときの安定感が増し、長時間つけても安心です。
また、プリザーブドフラワーは繊細だからこそ扱い方が大切ですが、ポイントを知っていれば長く美しさを保つことができます。光や湿気を避け、使用後は優しく掃除してから保管することで、思い出の髪飾りとして長期間楽しむことができます。
自分で作る髪飾りは、既製品にはない「特別な価値」が生まれます。色、配置、形。それらすべてを自分の手で選んで作った作品は、大切な日の思い出をより深くしてくれます。今日から少しずつ準備を始めれば、あなたらしい作品づくりがきっと楽しめるはずです。














